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「のび太」は藤子・F・不二雄先生の分身

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藤子・F・不二雄先生は、「ドラえもん」がヒットした理由は、のび太が何をしてもダメなところではないか、と考えていたようです。

ほとんどの人の中には、いくらか「野比のび太」が隠れていると思います。
「ドラえもん」を読むときに、そういう自分の「のび太」の部分が重なり、共感できたことが、ヒットに繋がったのではないでしょうか。

漫画の主人公は、「ヒーロー型」と、「アンチヒーロー型」に分かれると言われます。
のび太は、典型的な「アンチヒーロー型」です。
ではなぜ、あえてそのような人物を連載漫画の主人公にしたのでしょうか。
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その理由のひとつは、のび太がダメな人間だからこそ、それを助けるドラえもんのかっこ良さが引き立つことです。
そして、もうひとつの理由は、藤子・F・不二雄先生にとって、アンチヒーロー型のダメ人間のほうが描きやすいかったからのようです。
なぜかというと、先生自身が「野比のび太」そのものだからだそうです。
のび太はまさに先生の分身であり、毎回分身に感情を移して描くことができたのです。


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